どーも、きくらげ鰹です。
本ブログについて
高専専攻科を卒業後、少子高齢化が深刻な人口10万人ちょいの片田舎で、就職もせずに個人塾を開業したきくらげ鰹(カツオ)が書くブログ。金なし・社会人経験ゼロで起業したため、開業時から失敗しまくり。運だけはいいので、従業員ゼロ・家賃3万(笑)のアパート塾で気付けば月収100万(月商130万)の塾に成長。過去の自分へ向けて『月収100万円の安定収入を確立し、満員御礼を継続するための小ネタやノウハウ』をまるでメッセージを送るかのようにして記事を執筆中
個人塾を開業するときに、
- 指導科目
- 対象学年
- 指導スタイル
は決めないといけません。
今回は指導スタイルについて書いていきます。
一概に指導スタイルといっても、
- 個別指導型
- 集団指導型
- 映像授業型
- 自習型
- コーチング型 / 学習管理型
- 上記の指導方法を複合したハイブリッド型
などの指導スタイルがあります。
それぞれメリット・デメリットがあり、どの指導スタイルを採用するのかは誰に何をどのレベルまで教えるのかで変わってくるのかなと思います。

きくらげの塾には小1~高校3年生の大学受験生、TOEIC指導をしている大学生まで様々な学年の塾生が在籍しています。そのため、少人数個別指導+自習型+学習管理のハイブリッド型指導で授業を行なっています。
各指導方法についてのメリット・デメリット
ではまず各指導法方法の特徴とデメリット・デメリットについて書いていきます。
(釈迦に説法ではありますが...)
1. 個別指導
個別指導とは、一人の講師が複数人の生徒を指導する指導方法です。
最近はこの指導スタイルの塾が多い印象があります。大手学習塾の個別指導のトライや明光義塾もこの方法で指導をしていますよね。
きくらげの塾では、塾生の年齢と科目の幅が広いため、個別指導を採用しています。
ただ、個別指導では不十分なところもありますので、その部分は学習管理型+自習型の指導方法も組み合わせています。
特徴
- 講師1人が1~5人程度の生徒を担当
- 生徒の学力や目標に応じたオーダーメイドの指導が中心
- マンツーマン指導が主流だが、1対~5の形式もあり
メリット
- 生徒一人ひとりの弱点を重点的に指導可能
- 学習ペースを生徒に合わせられる
- 質問しやすく、苦手分野の克服に最適。
デメリット
- 費用が高いことが多い
- 他の生徒と比較して学ぶ機会が少ないため、競争意識が育ちにくい
- 講師の力量に差がある (運ゲー)
個別指導型の塾の一番のデメリットは講師の力量さにめちゃめちゃ差が出るということ。
大学生なのに不定詞の指導があやしい講師なんてたくさんいます。
個人塾の場合は、指導に自信のある先生たちばかりですので、個人塾と個別指導は相性の良いやり方かと思います。
2. 集団指導
個別指導塾と同じくらい数が多いのが集団指導の学習塾。
中学受験専門コースや予備校は集団授業の塾が多い印象がありますね。
特徴
- 講師1人が8~30人程度の生徒に授業を行う形式
- 決まったカリキュラムで進行し、全員が同じ内容を学ぶ
- 雰囲気は学校の授業に近い
メリット
- 費用が比較的安価
- 他の生徒と切磋琢磨することで、競争心や協調性が育つ
- カリスマ講師の授業を受けられる場合もある(予備校はいまだに集団が多いイメージがある)
- 売り上げを上げやすい
デメリット
- 生徒個々の進捗に合わせた指導が難しい
- 質問や個別対応が限られる
- 集中力が不足している生徒には不向き
- 講師が複数人必要
- 各教科ごとに授業準備が必要な場合も
講師が一人の個人塾の場合は、専門塾化しないと集団授業をするのが大変かなと思います。例えば、国語に絞って指導するとか、数学に絞って指導するとか...
国語塾・数学塾・英語塾
のように専門塾を経営するのであれば、一人塾でも十分にやれるかと思います。
3. 映像授業
映像授業で有名な予備校は東進衛星予備校ですね。
映像授業の塾を経営されている先生たちには先に謝っておきます...
きくらげは映像授業アンチの塾講師です。
語弊がないように書いておくと、映像授業で指導されている講師陣は指導力一流の講師陣です。
ただ、なぜだか映像授業だと、
【塾生が寝る】
【あまり頭に入っていない】
という現象が起こってしまいます。
以前に試しで、YouTubeの動画を使った映像授業を偏差値62~64くらいの高校生試したところ、まさかの全員夢の世界にいってしまいました。
はい、ものの10分程度で全員が寝てしまったのです。
きくらげが学生時代も映像型の授業やオンデマンド式の授業を何個か受けたのですが、
正直にいって、
「つまらなかった」
です。
頭に入らないのはもちろんのこと、授業に臨場感がないためか、楽しくない
というのが正直な感想です。
個人的な実体験からも、あまり映像型の授業は好きではありませんでした。
保護者の方が、
「映像の塾に行くなら、スタサプでいいと思っています」
と感じられている方が意外と多いんですよ。
これ、本当のことなんですよ。
塾生も塾生で、
「映像型は効率が悪い」
と口を揃えていっています...
映像授業の場合はあくまでも補助的に活用するのがいいのかなと思います。
例えば、苦手な単元のみ映像型に頼るとか...
使い方次第ではものすごくいい教材ですからね。

きくらげも日々映像型の授業動画を見て、教え方の勉強をしています。
特徴
- 動画教材を利用し、自分のペースで学習を進める形式
- 録画された一流講師の授業を視聴するのが一般的
- オンラインまたは塾内の専用端末を利用することが多い
メリット
- 繰り返し視聴できるため、復習に便利
- 時間や場所を選ばず、柔軟に学べる
- 高品質な授業を比較的安価に受講可能
デメリット
- 自主性がないと学習が進まない
- 質問がその場でできない
- 双方向のコミュニケーションが不足
特に地方の場合は勉強が苦手な生徒たちが多いです。
この地域で、映像型をやってしまうと、みんな寝ちゃいます。
地域特性で採用するべきか不採用にするべきか分かれる指導方法だと思います。
4. 自習型指導
自習型指導という用語の定義があいまいですが、
公文のように、
① 自分で解説を読む
② 自分でどんどん進める
③ 先生にまる付けをする
④ わからないところを中心に教える
ような指導を自習型指導とします。
このタイプの学習塾もちらほらみます。
実は勉強が得意な塾生や計画性のある塾生はこの指導が一番マッチしたりします。
きくらげの塾にも、勉強がものすごく得意タイプの塾生が数名います。このタイプの塾生は参考書の解説を見てすぐ頭に入るので、どんどん自主的にさせたほうが、進みもいいですし、本人たちも伸び伸び勉強できるのでおすすめです。
特徴
- 生徒が自ら計画を立て、与えられた教材を使って自主的に学習
- 講師は進捗確認や質問対応など、補助的な役割を担う
メリット
- 自分のペースで学習できる (勉強が得意な生徒にはマッチする)
- 自主性や計画力を養える
- 比較的低コストで利用可能
デメリット
- 自主性や学習意欲が低い生徒には不向き
- 学習の進捗が遅れるリスクがある (生徒次第)
5. コーチング型・学習管理型
最近どんどん増えている指導スタイルがコーチング型・学習管理型です。
特に大学受験専門の塾などによく見られる指導形式です。
きくらげの塾では、学習管理型の学習塾のように綿密に管理はしていませんが、
・小テスト
・1週間の振り返り
などを通して、軽く管理はするようにしています。
学習管理は一人ではできないので、個人塾がする場合は複数講師を雇わないと大変です。
特徴
- 講師が生徒が目標設定や学習計画を立てるプロセスをサポート。
- 知識伝達よりも、「学び方」や「学習の習慣化」、「勉強量」を重視。
- 生徒と講師(コーチ)が対話を通じて学習課題を明確化し、解決を図る。
メリット
- 自主性や自己管理能力が育つ
- 学習習慣の定着やモチベーション維持に効果的
- 個別の目標に応じたサポートが可能
デメリット
- 指導の頻度が少なく、あくまでも自力の学習が必要になる
- 費用が高い場合が多い
- まだ受け入れられない指導方法
コーチング型・学習管理型の一番のデメリットは、その良さが伝えにくい点だと思います。
我々、教育畑の人間であれば、
自分で勉強しないと成績が上がらない
というのは常識です。
しかし、お父さん・お母さんの常識ではそうではない場合もあります。
特に地方だとまだ受け入れにくい指導方法なのかなと感じます。
6. ハイブリッド型
例えば、
① 集団指導
② 個別指導
③ 自習指導
を組み合わせたハイブリッド型指導だったり、
① コーチング型
② 自習指導
を組み合わせたハイブリッド指導だったりと...
ハイブリッド型で指導をする学習塾もあります。
先ほど書きましたが、きくらげの塾でも
① 個別指導
② 自習指導
③ 学習管理型(ミニ)
を組み合わせたハイブリッド型で指導を行なっています。
みなさんにこの方法がいいですよと押しているわけではなく、あくまでもきくらげの塾に通っている生徒層や指導科目数、地域特性からこのハイブリッド指導がマッチしただけです。
その塾オリジナルの指導方法を作れ
指導方法には様々な方法があります。
どの方法がいいとか、どの方法が悪いとかではありません。
結局のところ、あなた自身が実際に塾生の指導をやってみて、その塾オリジナルのやり方を作ればいいのです。
きくらげの塾では
① 個別指導
② 自習指導
③ 学習管理型(ミニ)
と書きました。
でも、これだけ書かれていても、具体的にどうやっているのかはわからないはずです。
もし仮に誰かが、
① 個別指導
② 自習指導
③ 学習管理型(ミニ)
の指導方法でやっても、きくらげと同じような指導方法にはなりません。
シェフがハンバーグを作ったとしても味が違いますよね。整体師のマッサージひとつとっても効果が全く違いますよね。
美容師さんもそうです。
何が言いたいのかと言いますと、様々な指導方法を試してみて、
- 塾生の成績が上がる
- 塾生の反応がいい
指導方法を採用して、どんどんと指導の質をブラシアップすればいいだけのことです。
個人塾だと、他のどの塾にも真似できない指導の型を確立させることができ、それが最大の差別化になるのです。
今回の記事の整理
塾の指導スタイルには、
- 個別指導型
- 集団指導型
- 映像授業型
- 自習型
- コーチング型 / 学習管理型
- 上記の指導方法を複合したハイブリッド型
があります。
どの指導型にもメリット・デメリットがあり、どの方法を選ぶと良い悪いの話ではありません。
実際に指導をやってみて、相性の良い指導型を見つけてその塾オリジナルの指導スタイルを発掘・開発すればいいのです。
「これだ」
と感じるまで
きくらげも2年ほどかかりました。
そして、この指導型に対して、いろんな指導型を組み合わせて指導スタイルを日々ブラシアップさせています。
ものづくりのような感覚で指導スタイルをどんどんとブライアップさせていくプロセスが塾講師としての醍醐味でもあります。
今回の記事はここまでです。
