どーも、きくらげ鰹です。

高専専攻科を卒業後、少子高齢化が深刻な人口10万人ちょいの片田舎で、就職もせずに個人塾を開業したきくらげ鰹(カツオ)が書くブログ。金なし・社会人経験ゼロで起業したため、開業時から失敗しまくり。運だけはいいので、従業員ゼロ・家賃3万(笑)のアパート塾で気付けば月収100万(月商130万)の塾に成長。過去の自分へ向けて『月収100万円の安定収入を確立し、満員御礼を継続するための小ネタやノウハウ』をまるでメッセージを送るかのようにして記事を執筆中

ビジネスを加速させる手段に広告があります。

広告にも色々な種類があり、

その中の一つにデジタルサイネージ広告があります。

デジタルサイネージ広告とは電子看板やディスプレイを使って情報や広告を配信する広告手法のことです。

実はきくらげの塾では1年間、市で一番大きな郵便局に数十万かけてサイネージ広告を出していました。

郵便局内にあるモニターに広告を1年間出していたわけです。

今回の記事では、

  • デジタルサイネージ広告とは?
  • 郵便局のデジタルサイネージ広告を出した理由
  • 費用対効果と反響と不満点
  • デジタルサイネージ広告をやった方がいい人
  • 今回の記事の整理

の5部構成で記事を書きました。

郵便局のデジタルサイネージ広告は塾事業や習い事事業と相性がいい広告だと思います。

しかし費用対効果が合うかどうかは.....のところ。

ぜひ最後までお読みいただければと思います。

デジタルサイネージ広告とは?

デジタルサイネージ広告とは、先ほども書いたように電子看板やディスプレイを使って情報や広告を配信する広告手法のことです。

まさにこんな感じの広告ですね。

デジタルサイネージ広告の特徴は?

デジタルサイネージ広告には以下のような特徴があります。

  • デジタル化
    → 紙や静止画像ではなく、動画やアニメーション、インタラクティブなコンテンツなどを使って情報を表示。

駅とかで見る紙媒体の広告ではなく、映像が流れるので視覚的に訴えることができますよね。インパクトが大きい広告です。

  • リアルタイム更新
    →内容を即時に変更できるため、タイムリーな情報やキャンペーンに合わせた広告を配信可能。

きくらげはしませんでしたが、郵便局のデジタルサイネージ広告では1ヶ月に一回、広告動画を変更することができました。場所や契約によってはタイムリーな情報を発信することができます。

  • ターゲティング
    →設定が大変ですが、場所や時間帯に応じてコンテンツをカスタマイズし、特定の視聴者層に合わせ広告を出すことができる。

郵便局だとお父さん・お母さん世代の利用が多いので塾や習い事の広告にはもってこいの場ではあります。

  • 多様な設置場所
    →ショッピングモール、駅、公共施設、オフィスビルなど、さまざまな場所に設置可能。

意外とどこでも広告を募集していたりしますね...

郵便局のデジタルサイネージ広告を出した理由と放映までの流れ

では、きくらげがデジタルサイネージ広告を出した理由について書いていきます。

営業マンの営業に説得力があった

ある日、とある会社の営業マンから電話がかかってきました。

「株式会社〇〇の〇〇と申します。きくらげ塾のきくらげ塾長でお間違い無いでしょうか?」

きくらげ

あ、はあそうですけど (また業者からの連絡か...早く電話切りたいな)

「弊社では郵便局に広告を掲載することができますが....話だけでもいかがでしょうか?」

きくらげ

(うん、郵便局? ) あーでは話だけなら...

ということであるショッピングモールのカフェで営業マンと会うことになりました。

業者からの営業は基本的にはお断りしています。

導入したいものはこちらから調べますし、今は詐欺業者も多いですからね。

実際に営業マンにカフェであって...

詳しい詳細は忘れましたが、

  • 郵便局に出す=信頼がないと出せない=ブランディングにはもってこい
  • 郵便局はお父さんお母さん世代の利用が多い=塾にぴったり
  • 1日に数百回広告が郵便局で流れる

とのこと。

たしかに、郵便局で広告を出したというのは一つ信用を獲得するのにいいブランディング方法だと思いました。また、お父さん・お母さん世代が郵便局利用が多いというのもその通りだと思いました。

そこである質問をしました。

「郵便局でサイネージ広告を出す意義は十分にわかったのですが...1日に何人みて何人入塾したのかの効果測定ができない以上、マーケティングではなくて、100%認知拡大目的で活用しないと収支合わないですよね?」

広告を出す=何人に配って何人から申し込みがあったのか

を測るのが普通です。

効果測定が難しいのが懸念点でした。

営業マンの返答は

「おっしゃる通り、集客に直接結びつくわけではなく、認知拡大目的でお使いいただければと思います」

うーん悩みに悩んだ末に...

  • 1人入塾すれば元が取れる

計算だったので、郵便局のデジタルサイネージ広告の申し込みをしました。

確か、

  • 1年間の放映費
  • 動画制作とナレーション代

で15万くらいだったと思います。

色々質問をして、値下げ交渉をしました。

「これ以上下げると、赤字になるので難しい」

と言われたので、引き下がることに...

一回くらいはお金を払って広告出してみるか(経験として)

のノリで郵便局のデジタルサイネージ広告を出すことにしました。

契約から放映までの流れ

では、契約から放映までの流れについて解説します。

契約から実際の放映までは以下のような流れで進みました。

契約から実際の制作・放映まで3ヶ月くらいかかります。

① 契約とナレーション原稿

申し込み後にすぐに契約書が郵送されてきたので、諸々書類必要事項を書いて返送しました。

また、ナレーション原稿について考える必要があったので、原稿をきくらげが考えて業者側に送りました。

ナレーション文字数が確か50文字程度?

で、

50文字でインパクトを与える文言を考えるのに必死に頭を捻りました。

② 業者による動画制作とナレーションと郵便局の確認作業

数週間してナレーションが吹き込まれた動画が送られてきた。

きくらげがイメージしたのと少し違ったのできくらげが動画作成して、業者に送り、業者側で再度動画を制作してもらいました。

その後、郵便局からの放映広告動画の確認作業がありました。

たしかナレーションの修正指示があったので修正後、再提出しました。

※ 誤解を招く表現はNGといわれました...とほほ。。。

これにて放映準備は完了になります。

③ 放映開始

業者から放映開始前に、業者から

「〇〇月〇〇日から一年間放映が始まります」

とのことで、放映が始まりました。

費用対効果と反響について

きくらげは1ヶ月に数回郵便局に行くのですが、その度に塾の広告が放映されていて、むず痒さを感じていました笑...

きくらげ

自分の塾の広告が流れる時は早歩きでモニターの前を通り過ぎるようにしていました。

では、費用対効果と反響はどうだったのでしょうか?

費用対効果

サイネージ広告を見て入塾 : 2名
2名の塾生が1年通った場合の売り上げ : 50万程度
サイネージ広告の費用 : 15万程度

だったので一応は広告費分を取り返しました。

実際にどれほど認知が拡大したかは効果測定が難しいので、なんとも言えないのですが...まずまずの成果だったかなと思います。

実はサイネージ広告を出し始めたときにはすでに塾が軌道に乗っていたので、サイネージ広告をみて入塾した塾生は数ヶ月待ってもらっての入塾でした。

きくらげ

きくらげの塾の場合はすでに軌道に乗っている状態での放映だったので....集客へ効果大かと言われればそうではなかったのですが、きちんと元も取れたので満足の結果ではあります。

反響について

何名か塾生のお母さんから、

「先生、郵便局で先生の塾の広告見ましたよー」

「先生の塾の広告が流れて感動しました!!」

と塾生の親御さんからお声をいただきました。

個人的には、郵便局のサイネージ広告って見られないのかなと思っていたのですが、意外と見られるもののようです。

以上の結果から、田舎の郵便局でサイネージ広告を出しても認知拡大+集客は見込めるかと思いますよ。

効果に満足はしているのですが、不満点が1点だけあります。

デジタルサイネージ広告を出したのがコロナ禍真っ只中...

なんと郵便局が時短営業をしていたのです。

「話と違うではないか」

と思いましたが、後の祭り。

デジタルサイネージ広告を検討している人は広告を出す場所の営業時間等は確認しておいた方が良さそうです。

デジタルサイネージ広告をやった方がいい人

デジタルサイネージ広告は集客というよりも認知拡大の効果の方が高いです。

きちんと

  • ホームページ
  • SNS

などを作っておいて、かつきくらげのような目立たないアパート塾や自宅教室の方にはおすすめです。

まあアパート塾や自宅教室は家賃の負担が少ないので、集客を強化したい場合は広告に費用を投資しても一つの戦略としてはありですね。

目立つ場所に塾や教室がある人には不要でしょう。

今回の記事の整理

郵便局でのデジタルサイネージ広告の出向は、

・保護者世代

をターゲットに設定できるため、塾や教室ビジネスには向いています。

動画の放映時間は15秒程度ですので、15秒内で塾の魅力が十分に伝わるようにナレーターや動画制作は工夫が必要です。

デジタルサイネージ広告を有効に活用したい人は、「コピーライティング」などを学んでから挑戦するといいかと思います。

また、デジタルサイネージ広告は集客よりも認知拡大の効果の方が高いので、集客を頑張りたい人は

チラシ配布やSEO対策などを強化した方がいいでしょう。

あとは、紹介をもらえるように塾生の指導を丁寧にするなどです。保護者や塾生ときちんと人間関係を構築できれば紹介もいただけますので、そちらも抜かりなくしましょうね。

今回の記事はここまでです。