どーも、きくらげ鰹です。
本ブログについて
高専専攻科を卒業後、少子高齢化が深刻な人口10万人ちょいの片田舎で、就職もせずに個人塾を開業したきくらげ鰹(カツオ)が書くブログ。金なし・社会人経験ゼロで起業したため、開業時から失敗しまくり。運だけはいいので、従業員ゼロ・家賃3万(笑)のアパート塾で気付けば月収100万(月商130万)の塾に成長。過去の自分へ向けて『月収100万円の安定収入を確立し、満員御礼を継続するための小ネタやノウハウ』をまるでメッセージを送るかのようにして記事を執筆中
塾経営(兼講師)業を始めて数年が経ちました。
以前、保護者の方に、
「きくらげ先生は塾講師が向いていると思いますか?」と質問されたことがあります。
きくらげ自身で自分が塾経営(兼講師)に向いているかどうか考えたときに、
自信をもって「塾経営(兼講師)に向いています」と答えることができました。
塾運営は大変なことも多いですが、「充実しているなと」感じることが多々あり、非常にやりがいのある仕事だと思います。
一方で、個人塾経営(兼講師)の方の中には、
- 早く塾辞めたい
- しんどい
- 辛い
とおっしゃっている方が多いように思えます。
(ソースはきくらげの知り合いときくらげの塾の塾生が通っていた個人塾の話です。)
塾を運営する中でもちろん、しんどいと思う出来事もたくさん起こるかと思うのですが、上のような言葉がデフォルト化している人はもしかしたら、塾経営(兼講師)業が向いていないのかもしれません。
世の中には数多くの職がありますが職の中で向いてる・向いていないはありますよね。
営業職が向いている人もいれば、教職が向いている人もいます。
社長業が向いている人もいれば、研究職が向いている人もいます。
では、塾経営(兼講師)業に向いている人の性格や特徴はどのようなものがあるのでしょうか。
きくらげの独断と偏見で塾経営(兼講師)業に向いている人の性格や特徴を挙げていきます。
塾経営(兼講師業)に向いている人
今回書くのは、個人塾経営(兼講師)の両立をするのが向いている人の性格や特徴を書いています。
あくまでもきくらげの意見ですので、あっている・あっていないという観点ではなく、単なる読み物としてご一読いただければと思います。
学ぶことが好きで探究心がある人
- 指導法や知識などのアップデートが必要
- 一生勉強していかないといけない
まず、学ぶことが好きで探究心がないと塾経営というか、講師業はやってられません。
塾に限った話でいえば、指導科目を増やせばそれに伴い自身も勉強をしないといけませんし、大学受験レベルまで教えるとなると講師自身が相当勉強をしないといけません。
勉強に関する知識だけではなく、
子育て、教育、健康、歴史、職業、進路など....塾生や保護者の方の相談が多様化していますので、さまざまな知識を吸収する必要があります。
塾生や保護者の方の相談に乗るかどうかは塾の方針がありますので、一概に上記の知識が必要かとそういうわけではありません。
本記事をお読みになられている方の多くは将来、塾経営や教室経営を考えられているかと思います。
経営をする人はマーケティング・セールス・ライティングなどの知識を吸収していかないといけません。
一番大事なのは、あなた自身が学ぶことが好きかどうかだと思います。
人にはミラーニューロンがあります。
ミラーニューロン は、脳の特定の神経細胞で、自分がある行動を行うとき、または他者がその行動を行うのを観察するときに活動するニューロンです。一言でいうならば、人は無意識のうちにお互いに影響し合っているのです。
学ぶことが好きな塾講師が教えるときって...なんだか学ぶ方も楽しくなります。
きくらげは学ぶ楽しさは伝染すると思います。
ですので、まず学びが楽しいかどうかが講師業をする人の大事な要素だと感じます。
教えるのが苦ではない人
- 「なんでこれくらいわからない」と感情が湧かず、根気強く教えるのが苦ではない人
- 教え方や指導方法に工夫ができる人
自分が勉強が得意なのと、相手の成績を上げれるかは別問題です。
自分ができるから、他人ができる
ではありません。
一番生徒にいっていけない言葉が、「なんでこれくらいわからないの」です。
(きくらげもよくなんでこれがわからないんだろうと思うことが多々あり日々反省しています。)
何回説明しても塾生に「わからない」と言われるのは塾講師をやっていれば、一日に何度も遭遇します。
根気強く指導ができる人や教え方をどんどんと工夫できる人は塾講師に向いています。
ハードワークが好きな人
- 集客、授業準備、保護者対応、入塾退塾対応、指導、受験対策など業務が多岐に渡りる
- 教育業界はブラック業界の一つ
教育業界自体、業務が多岐にわたり拘束時間が長い業界です。
教育に関する仕事が好きで長時間しても苦ではないと続かないかなと思います。
世話好きな人
- 学習指導だけではなく、相談に乗ったり、メンタルケアをしないといけない時も多々ある
世話好きな人は塾講師に向いています。(と思います。)
特に個人塾の場合は、学習指導や授業以外に、塾生のメンタルケアや保護者の方の相談にも乗らないといけません。

あくまでもきくらげの塾では、「何かあればいつでもご相談ください」の方針にしているため、相談業務があるだけです。
この相談に乗っている間は無給です。
ですので、お世話好きではないと損得勘定が働き、「あーなんで無給で相談に乗らなんの」という思考になります。
授業をしていたら、「今日、娘の機嫌が悪くて...先生、フォローをお願いします」などのメッセージも届きます。
普通に考えて、「これって自分の仕事?」と思う出来事にも対応しないといけません。
独特の世界観があり、キャラ立ちしている人
- 塾生は「変わった話が大好き」。独特の価値観や世界観があると塾生や保護者にファンなってもらい、信頼してもらいやすくなる
なんというか...個性豊かで独特の世界観があり、キャラを確立している講師は人気なイメージがあります。
東進の林先生もそうですよね。
「いまでしょ」
キャラ立ちしてますよね。
きくらげが高校のときに通ってた個人塾の先生もめちゃめちゃキャラ立ちしていました。
塾生たちから、「くま」と呼ばれていた先生で、めちゃめちゃ面白かったんですよね。
その塾は40年以上の歴史のある塾で...個性的な先生がやっている塾って長続きするんだなと思いました。
個性的=常識はずれ
という意味ではないですよ。
コミュ力お化け
- 小学生から高校生までの多様な学年だけではなく、お父さん・お母さん世代までとコミュニケーションを取らないといけない
塾講師や習い事の先生ほど幅広い年齢層の人を相手にする仕事も少ないのではないでしょうか?
年齢別に合わせたコミュニケーション力が必要になります。
自己管理能力が高く計画的な人
- 授業準備、カリキュラムの策定、夏講座、受験対策など、業務やイベントが盛りだくさんのため。
塾講師は、授業準備だけではなく、授業準備、生徒ごとの進捗管理、保護者との連絡、相談対応、試験対策や進路指導など仕事がてんこ盛り。
計画的にこなさないとそもそも捌けません...
もし計画を立てるのが苦手な人は今のうちに計画を立てて行動できる習慣を身につけましょう。
いい意味で情がない人
- いちいち感情移入していたら、メンタルが持たない
きくらげの例ですが、
- 塾生からのイジメの相談
- 塾生からの「親をどうにかしてほしい」という相談
- 塾生からの恋愛相談
- 保護者の方から、「息子が家出した」報告
- 保護者の方から、「息子が以前別の塾で窃盗をした」報告
- 精神疾患持ちの塾生の指導
- 受験生の第一志望落ち
など、塾をやっていたら、メンタルブレイクするような出来事が頻繁に起きます笑...
ここで重要なのが、感情移入しないということ...
真剣に話は聞くけど、心の中では「へー」くらいに流しておくこと。
そうしないと、講師側が病みます。
精神科医の自殺率が高いというのは有名な話です。
精神科医は日々 患者の苦しみやトラウマ、精神疾患と向き合わないといけません。
ネガティブな方向に引っ張られるとマジで病みます。
きくらげは、情があるように見えて情がないタイプ...
いつもさらっと流すようにしています。
今回の記事の整理
きくらげが塾講師に向いていると思う性格や特徴は、
- 学ぶことが好きで探究心がある人
- 教えるのが苦ではない人
- ハードワークが好きな人
- 世話好きな人
- 独特の世界観があり、キャラ立ちしている人
- コミュ力お化け
- 自己管理能力が高く計画的な人
- いい意味で情がない人
です。
皆さんは何個当てはまりましたか?
いくつ当てはまったから塾講師に向いている・向いていないではなくて...
どんな資質が講師業に必要なのかを知ってもらえたらうれしいなと思います。
上の特徴や性格に当てはまらなくても塾講師はできますからね。
今回の記事はここまでです。