どーも、きくらげ鰹です。
本ブログについて
高専専攻科を卒業後、少子高齢化が深刻な人口10万人ちょいの片田舎で、就職もせずに個人塾を開業したきくらげ鰹(カツオ)が書くブログ。金なし・社会人経験ゼロで起業したため、開業時から失敗しまくり。運だけはいいので、従業員ゼロ・家賃3万(笑)のアパート塾で気付けば月収100万(月商130万)の塾に成長。過去の自分へ向けて『月収100万円の安定収入を確立し、満員御礼を継続するための小ネタやノウハウ』をまるでメッセージを送るかのようにして記事を執筆中
【自己投資・外見磨きの記事の趣旨について】
本ブログでは、集客や教室運営・指導法などの記事をメインで投稿していますが、塾や教室経営者にも役立つ自己投資・外見磨きなどについての記事もあげています。講師業は自己投資や外見磨きを頑張るとうまみが大きいからです。講師=究極の接客業だときくらげは思っています。見た目、姿勢、立ち振る舞い、言葉遣いなど全て大事だと思います。生徒たちは講師の外見や振る舞いを我々が思っている以上に見ています。。きくらげは塾講師ですが、美容や筋トレなどの自己投資が趣味です。課金額は数百万円。塾講師目線で実体験ベースに自己投資についての記事を書いていきます。
みなさん、ICLってご存知ですか?
ICLとは「Implantable Collamer Lens」で、日本語で言うと眼内コンタクトレンズの略称です。
この前電車に乗っていたら、
「〇〇近視クリニックでICLしませんか?」
という広告を見ました。
ICLが浸透しつつある証拠ですね。
きくらげは目が悪くて、中学生くらいの頃から眼鏡生活、20歳を前にしてコンタクト生活が始まりました。
コンタクトやメガネのデメリットとしては、
- 目が疲れやすい
- ドライアイになる
が挙げられます。
長時間のコンタクト使用のためか、目が24時間充血状態。
少しの時間パソコン作業をするだけで目がシュパシュパします。
塾講師の皆さんは目が悪い人が多いイメージがありますが...どうでしょう。
メガネもコンタクトも辛いですよね。
ある日、
YouTuberが
「ICLして人生変わりました」
と動画を投稿してて、ICLの存在を知りました。
ICLについて、他のYoTube動画やXの投稿を見るに、多くの人が大満足に視力矯正術のようです。
ということで、きくらげも2024年の年末にICL手術を受けてきました。
本記事では、
- ICLのメリット・デメリット・費用について
- 適応検査からICL手術、術後管理の流れ
- 個人的な感想
- 審美的なメリットもあるかも?
の4部構成で書いていきます。
手術が終わった今、塾講師はICLの恩恵を受けれる職種だと思います。
ICLのメリット・デメリット・費用について?
ICL(Implantable Collamer Lens、眼内コンタクトレンズ)は、視力矯正手術の一つで、目の中にレンズを挿入します。
特に高度近視や角膜が薄い場合などでレーシックが適さない人におすすめされる方法です。
メリット
可逆性がある
- レンズを取り外せるため、必要に応じて手術前の状態に戻すことが可能。
レンズを取り外せる...すなわち合わなければ元に戻せるのがICLの最大のメリットだと思います。
高度な視力矯正が可能
- 高度近視(-10D以上)や乱視にも対応可能。レーシックでは矯正が難しい範囲にも対応。
きくらげは元々コンタクトの度数が-4.5程度ですので、めちゃめちゃ目が悪いってわけではありませんが、目が悪い人にとっても適応なようです。
角膜を削らない
- レーシックとは異なり、角膜の形状や厚みを変えないため、角膜が薄い人でも手術を受けられる可能性がある。
レーシックの場合は後戻りの可能性があるようです。レーシックで角膜を削って視力を戻しても、人間の体は再生するので、後戻りする可能性があるとかないとか...
角膜は削らないのですが、後戻りなどはありません。
乾燥目のリスクが低い
- 角膜を削らないため、神経を傷つけることがなく、ドライアイになりにくい。
まだICLをして数週間ですが、ドライアイの症状は感じていません。
長時間パソコン作業をするきくらげにとってはこれがとても嬉しいです。
迅速な回復
- 手術後、比較的短期間で日常生活に復帰できます
ICL手術は両目で10分程度です。
目周りを消毒して、目を洗浄し、メスを目に入れて3mm切開後にレンズを挿入するだけで手術が完了します。
入院の必要性もありません。術後数十分で目が見えるようになります。
きくらげの場合は手術の後遺症とかはないのですが、結膜下出血にはなりました。数週間で治るようなので特には気にしていません。
デメリット
コストが高い
- レーシックよりも手術費用が高く、一般的な相場は50万から100万程度です。
レーシックの場合は25万程度から施術を受けることができます。しかし、ICLの場合は最安値でも50万くらいからです。
※ レンスの度数やクリニックのキャンペーンによっても変わりますが、きくらげ調べによると50万が最安値です。
※ 韓国でもレーシックが55万円程度でした。
手術のリスク
- 感染症や眼圧上昇、白内障などのリスクがわずかにあります。
もちろん目を切開しますので、感染リスクはあります。
しかし、日本でのICL後の術後感染はほとんど確認されていないとのことです。
定期的なメンテナンスが必要
- レンズの劣化や眼内の変化に伴い、定期的な眼科受診が推奨されます。
きくらげが手術を受けたクリニックでは術後は、翌日・1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後検診が義務付けられています。
少し大変ですが、仕方ないです。
適応条件がある
- 全ての人が受けられるわけではなく、目の健康状態や度数に応じて適応性が判断されます。
以下のような条件があるようです。
これは適応検査でわかります。ICLをやっている多くのクリニックで適応検査は無料な場合が多いので、適応検査だけでも受けてみるといいかもですね。
無料ですし...
- 原則として21歳以上であること
- 角膜内皮細胞密度が規定数値以上であること
- 前房深度(角膜と水晶体の距離)が2.8mm以上であること
- 術前1年以内の視力が安定していること
- 眼の疾患やその他の疾患が無く水晶体の状態も良好であるこ

日本でICL手術を受けることができない人は韓国なら受けれる可能性があります。以前、X(旧 twitter)でみたのが、前房深度が狭くて日本で受けれない人が韓国だと受けれたそうです。韓国は日本よりもICLは先発です。取り扱いのレンズの数も日本より多いそうで、前房深度が狭い人にも対応したレンズがあるそうです。
手術に伴う違和感
- 一部の人は手術後に軽度の目の違和感を感じることがあります。
きくらげはあまり感じませんでした。
術後は光を見ると、ハローグレアになりますが...全く支障はありません。
光がにじんで広がり、光の周りにリング状のもやがかかったように見える現象を「ハロー現象」、光がぎらついたり伸びたりして、まぶしく見える現象を「グレア現象」といいます。
みやざき眼科 引用
長期的なデータが少ない
- 他の手術法と比較して歴史が浅いため、非常に長期間(数十年単位)のデータは限られています。
ICLは1990年代から行われているとのことですが、日本で厚生省に認可されたのは2007年とのことです。
目の中での安定性に関する長期的なデータが少ないのは事実ですが、何かしら問題が起こった場合は取り外しができるのでそこまで心配する必要はないかと思います。
ICLの費用
きくらげが受けたクリニックでのICLの費用は、
55万円でした。
この55万円の中には、
- レンズ代
- オペ代
- お薬代
- 術後検査代
- 保護眼鏡代
- 3年保証
が含まれています。
ICLは自費診療のため、クリニックが自由に金額を決めることができます。この55万は比較的リーズナブルな金額なのかなと思います。
ICLは医療費控除の対象になりますので、医療費控除申請をすると、いくらかお金が戻ってきます。
きくらげの場合は、両親の医療費もまとめて医療費控除申請をしています。
ですので...
55万+きくらげの医療費+両親の医療費
で医療費控除申請しますので、10~15万程は所得税から控除されてるのではないのかなと思います。
つまりですね...
実際は40万~45万で手術を受けることができた
ことになります。
きちんと医療費控除申請はするようにしましょう。
きくらげが手術をしたクリニックは?
きくらげは、
先進会眼科で手術をしました。
先進会眼科を選んだ理由は、
- 豊富な手術件数
- 手術日の都合が良かった
- 費用がリーズナブル
- 院内雰囲気が良かった
からです。
12/30まで手術をやっているとのことで、年末に駆け込みオペを受けることができました。
ICL手術を受けるには当日と翌日は仕事を休まないといけません。
12/31の翌日検査まで受けることができるのが、自分にとって、先進会で手術を受ける一番の決め手でした。
(決して、キャンペーンに釣られたわけではありませんからね笑)
適応検査から術後検査までの体験
では、これからきくらげが実際に体験したことについて書いていきます。
適応検査・術前検査を同時に
ICLをするには、まずは適応検査を受けないといけません。
適応検査を受けて、適応が認められた場合にICLの手術を受けることができます。
一般的な流れとしては、適応検査を受けて、金額の説明があり、金額に納得した場合に術前検査を受けます。
きくらげは年末にどうしても手術を終えたかったので、
「絶対手術を受けるので、適応検査と術前検査を同時にしてもらえませんか?」
とお願いしたところ、快く快諾してくれました。
検査の項目は、
- 屈折検査(近視や乱視、遠視の度数測定)
- 視力検査(裸眼視力と矯正視力の測定)
- 眼圧検査(目の圧力を測定)
- 角膜形状解析(角膜の形状や屈折力を把握)
- 前眼部解析(ICLを入れるスペースが十分あるかを確認)
- 眼科専門医による診察(散瞳剤を点眼して目の奥を詳しく調べる)
などがあります。
正直なところ、
「きくらげ様」
と呼ばれ、指示されるまま検査を受けたので、どの機械が何を測っているのかなどわかりません。
- 適応検査
- ドクター診察
- 術前検査
- カウンセリング
で2時間30分ほどかかりました。
※ 適応検査・術前検査3日前からコンタクトを着用することができません。
手術当時
- 手術3日前からコンタクトの着用は禁止
- 手術3日前から抗菌薬の点眼
をしなければいけません。
クリニックに到着後は待合室に案内され、
看護師さんが、
- 瞳孔を開く目薬
- 抗菌薬
- 炎症薬
などをしてくれます。
術前30分には、
- 痛目止め
- 緊張緩和剤
を服用します。
その後、ガウンを着せられ、帽子も被ります。
時間になったら、オペ室に案内されます。
オペ用の椅子に座る頃には緊張緩和剤の影響で、フラフラです。
オペ椅子に座ってすぐにICLの手術が始まります。
- 目に麻酔を点眼される
- 目の周りをイソジンで消毒される
- 目を洗浄される
- 機械を目に当てられる (三つの眩しい光の下を見てと言われる)
- 目を洗浄される
片目3分ほどで終わったと思います。
術後になぜだか記念撮影をしました。

オペ後は眼圧などを検査し、自分のタイミングで帰宅していいとのことだったのですぐに帰宅しました。
少し待合室で休憩してから帰りました。
帰る際にはきちんと保護眼鏡をして帰りましたよ。
瞳孔を開く目薬の影響で近くが見えませんが、数時間すると徐々に近くも見え始めました。
当日は実際の6割ほどしか見えないようです。
オペ疲れもあって、その日は早めに就寝しました。9時間寝たのは久しぶり。
※ ちなみに、オペ後4日目から洗髪と洗顔可能です。髪も顔も洗えないため、ICLは冬にしたほうがいいと思います。
※ オペ後1週間は保護眼鏡の着用が義務付けられています。術後1ヶ月間は保護眼鏡をした方がいいとのこと。保護眼鏡は眼内感染を予防するためのようです。
手術翌日
翌朝目が覚めたら、
「ヤッベ、コンタクトとしたまま寝てたわ」
と焦りました。
手を目に近づけると、保護メガネに手がぶつかり、
「あーICLしたんだ」
と我に帰ります。
目が覚めたあとに、あたりを見回すと、
視界がめちゃめちゃクリアになっていました。
ICL感動する
とよく言われてますが、手術を受けてその意味が理解できました。
本当に、びっくりするくらい視界が開けます。
翌日検査では、
- 視力検査
- 医師の診察
を受けてすぐに帰宅しました。
なんと両目の視力は1.5
視力1.5なんて小学生ぶりです。
ICLの個人的な感想
なんでもっと早くICLをしなかったんだろうと思うほど満足度が高い手術です。
視界がクリアなことがこんなにも素晴らしいものかと実感しました。
まだ術後7日くらいですが、
- 視界良好
- 痛み等なし
です。
術後は3種類の目薬を朝・昼・夕・夜の点眼と保護眼鏡の薬用が必須で、術後管理が少し煩わしいですが、それを差し引いても非常に満足度の高い手術です。
あと、個人的にはドライアイの症状がなくなったのがいいですね。
一日中目を使いすぎると、目が霞んだり、目がシュパシュパしたり
この症状がないだけで、仕事のパフォーマンスが上がりそう.....
実際に手術をして数週間経ちますが、仕事の疲れも以前より少ないです。
コンタクトをしたまま長時間パソコン作業や学習指導やら目の使う仕事ばかり...もしかしたら相当眼精疲労が溜まっていたのかもしれません。
術前・術後はいろいろ制限があって、
激しい運動を1ヶ月控えないといけないらしいです。
運動できないのがきくらげにとっては一番のストレスです笑...
術後2週間くらいからは軽い筋トレは始めようと考えていますが、あまりやらない方がいいようです。
術前・術後の注意事項はクリニックで説明されます。
- 抜歯や予防接種、まつ毛パーマ等は手術1週間前から禁止
- 飲酒は1日前は禁止etc
などがありました。
ICLの審美的なメリット
ICLをやった人の中には、
- ICLで瞳が大きくなった
- ICLで目に光が入るやすくなった
と感じる人も一定数いるそうです。
クリニックが出している見解としては、ICLをやっても黒目の大きさは変わらない
というのが結論のようです。
ただ、きくらげが感じるに、
- 目を細める必要がない
- レンズが反射する
ため、黒目が大きくなったり、目に光が入りやすくなったと感じるのかなと思います。
ICLをやって、審美的なメリットがあったらラッキーだなという感覚ですね。
今回の記事の整理
もし金銭的な余裕があるのであれば、ICLはとてもおすすめの手術です。
審美的なメリットというよりも、機能的なメリットが99.9%。
- 目が疲れにくい
- ドライアイがない
- 朝にコンタクトを装着する必要がない
- 眼鏡なし生活ができる
これだけでQOLが爆上がりします。
特に塾講師の皆さんは目が悪い人が多いかと思います。
目が良くなるだけで、眼鏡疲れやコンタクト疲れが解消され、学習指導のパフォーマンスも上がりました。
目へのストレスがないだけではなく、疲れにくくなったのは個人的に一番嬉しいことです。
さらには確定申告時に医療控除申請をするだけで、クリニックから提示される値段よりも安くなりますし...
いいこと尽くしです。
本記事が皆様のお役に立てたのであれば嬉しいです。
今回の記事はここまでです。